ここ数日会津は穏やかな陽気で過ごしやすいです。 震災以降福島県民はあとからあとから出てくる原発の様々な事象に振り回され 大変な思いをしております。 浜通りも中通も・・・色々ありすぎて。 ホント同じ県民として辛さを通り越して悲しみだけです。 浜通りには祖父母もいますし叔父家族もいます。中通には友人、知人沢山の方がおります。 今まで支援して頂いた沢山の方々、またお客様もおります。 自分の無力さ・・・痛感します。 写真は震災以降手がけています所謂典型的な会津本郷焼の乳濁釉の器です。 もともと絵付け師だった祖父が土物に作風を変更して父へ受け継がれて行くわけですが。 ボクはあえて独立当初より灰釉も飴釉の器も制作しませんでした。 ですがここの所何かと手に取るのはボクも家内も父の窯で焼いた器ばかりで・・・ 心が落ち着くのかなぁ。 なんか、上手く言えませんが器は日常の生活では必ず使われるものなので この大変なことになってしまった世の中の安らぎにでもなれる 器が作れればいいな、と思います。 最後に政治家もお役人も福島県、隣県の子供たちの命だけはどうか救ってください。
by kinooto
| 2011-05-24 13:59
| キノオトの日々
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